| ルアーフィッシング | |
| 2009.07.03.Fri / 06:18 | |
持ち船を手放して、もう十数年になる。乗船定員5名の和船で、80馬力の船外機を付けていた。角川に係留していて、今ごろの季節は、朝まだき頃に起きだし、早月川河口を横切って、滑川市は吉浦・笠木海岸沖あたりにアンカーを下ろして、キス釣りを楽しんだ。出勤前の一仕事というケースも屡であったが(笑)、20cm前後のが30匹たらず、というのが平均的釣果であった。郭公の鳴き声を聞きながら、少しずつリールを巻いて当たりを待ったものだ。単独行動のことが多かったが、ま、まことに健康的なシチュエーションではあったわけだ。(笑)それが、梅雨末期の長雨によるものすごい出水で、わたしの船の舫(もや)い綱が切れそうになり、 急遽、界隈の船仲間が救援に集まってくれた。3人ほどが、岸にしっかり繋ぎとめようとわたしの船に乗り移ってくれていたとき、舳先の綱を結わえた金具が壊れ、まさに激流に呑み込まれそうになったのである。わたしは思わず大声をあげた。間一髪であった。わたしはそのとき地獄の底を覗いたような気がした。……これが、持ち船を手放した動機である。というようなわけで、海釣りを止めて久しい。が、ウォーキングの途中、磯釣りを楽しんでいる人や海岸近くの釣り船を見かけると、つい立ち止ってしまう。 体育館に出かける道すがら、店主Yさんが経営する釣具店を、いつも横目で眺めて通る。手製の大きい文字の広告が目を引く。「スズキルアー」、「マゴチルアー」、「キジハタルアー」などなど。スズキ (鱸)、マゴチ(真鯒)、キジハタ(雉羽太)は、それぞれ魚名なのである。どうやら今どきの釣りは「ルアー(疑似餌)」が流行らしい。前々から一度立ち寄って話を聞きたいと思っていた。店内には、豪華絢爛といいたいくらいのルアーが陳列されていた。ルアーロッド(釣り竿)にリール(糸巻き)をセットして、ルアーにライン(釣り糸)を結んで、投げる。リールでラインを巻き取ると、ルアーは水圧を受けて様々な動きをするというわけ。ただの金属片やプラスチックのオモチャが、まるで小魚のように泳いだりきらめいたりすると、これを見た肉食魚が、エサであると認識したり、敵であると勘違いしたり、あるいは、ただ何も考えず反射的に食い付いてくるというのだ。 十数年前には考えてもみなかったことだ。もっとも日本古来の疑似餌もある。鮎釣りの毛鉤やアオリイカを釣るときの餌木などがそれだ。ただ流行のルアーフィッシングは魚種を選ばないというか、応用範囲が広いのだ。スポーツライクでもあるようだ。手軽なのがいい。しかし、キス釣り用のルアーはまだ開発されていないようだ。(笑)そして、どうやら対象魚が同じ場合は、生き餌のほうが釣れる確率は高いという。ま、おしなべてフィッシングは、間口も広ければ奥行きも深い。軽々にいうのは止しておこう。(笑) |
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| 大地の恵み | |
| 2009.06.29.Mon / 04:58 | |
畑も繁って来た。(笑)畝を作って、草丈20cmにも満たない茄子とトマトの苗を植え、蔓なし隠元豆を蒔いてから2カ月余り。トマトは1m以上に伸びた。たくさん実を付けているのだが、なかなか赤くならない。千に一つの無駄もないという茄子の花は、すでにわが家の食卓を賑わしている。 胡瓜は種で仕入れたので、袋の裏書に従って、まず、10個くらいの小さいポットに種を数粒ずつ埋め込み、発芽した中から丈夫そうな1本だけを残して本葉が出るのを待った。定植したのは2週間ほど前。ようやく蔓が伸び始め、慌てて「手」を設えた。だから、よそ様の畑の様子から見ると生育は遅れ気味。可愛らしい花が咲き始 めたのだが、まだ実にはなっていない。カラスにほじくられ、再播種した蔓なし隠元は順調。10数センチの莢(さや)を下げ始めた。動顛して(笑)、勘違いもあったようで、これが3畝にもなってしまった。どうやら生産過剰になるのは必至の状態だ。ところが、摘みたての、この莢隠元、天麩羅にするとすごく美味なのである。 今は大好物の「新じゃが」の季節、今年もSさんから頂いた。その、粉ふき薯と天麩羅を皿一杯に盛り合わせ、食卓塩をふりかけて食した。結局、老人には不相応な、かなりの量のアルコールを摂取してしまった。(爆)(剣呑(けんのん)、剣呑)
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| 晴れ間 | |
| 2009.06.25.Thu / 17:42 | |
![]() 梅雨前線が、日本列島の太平洋岸をなぞるようにしてあったり、少し離れたりしている状態が続いているせいか、首都圏などは雨もよいの日が多いようだ。それに引き替え、北陸は梅雨の晴れ間どころか、「夏は来ぬ」状態だ。そういえば、今朝も裏の谷で蜩(ひぐらし)が鳴いた。昨日24日も、魚津では朝から快晴。午後3時には気温が29℃となった。でも、海岸では風速3〜4 ![]() m/秒くらいの風が吹いて心地よかった。車の窓を開放にして、経田漁港の突端まで走らせてみた。富山湾はベタ凪。のんびり釣りを楽しんでいる人がいた。立山連峰の向こうには入道雲が湧いていた。よい天気回りに感謝。(笑) |
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| 鼻毛カッター | |
| 2009.06.22.Mon / 05:57 | |
鼻毛というやつは少々伸びて気になりだすと、どうしようもなくなる。ずっと若い頃は親指と人差し指の爪ではさんで、エイヤッ!と引っこ抜いていたものだが、あるとき、職場に三条かどこかの金物の行商人が来て、床に広げた陳列品の中に奇妙なものを見つけた。何かと聞いたら、鼻毛カッターだという。即座に購入。(笑)剃刀で有名なフェザー社製のものであった。台座部分の取っ手を、指ではさんで押下を繰り返すと、鼻孔に差し込んだ円柱形の先端部の切り込みの内側で、同形の刃が回転して鼻毛をカットしてくれるのだ。動力は鋼鉄製の1本の針金がバネの働きをして、取っ手部分を広げている。40年近く愛用していたと思う。 2カ月ほど前だったろうか、取っ手が広がらなくなってしまった。(笑)折れたのである。動力源の3cmほどの針金が折れてしまったのである。ま、金属疲労もいいとこだったのだろう。切っ先の細い鋏を突っ込んで、チョキチョキやる手もあるのだが、どうも危なっかしい。Yahooで検索してみた。結構な品揃えであった。(笑)単3電池1本で動く、軽量なのを注文した。送料込みで千数百円。ま、なんでもある時代だ。有り難いことである。思うに、小型のモーターが開発されたお陰だろう。 |
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| 高浪の池 | |
| 2009.06.18.Thu / 06:03 | |
![]() 大糸線沿線に、巨大魚が棲むという池があると聞いて、行ってみたくなった。魚津からだとさして遠くない。日帰りで充分行って来れそうだ。高速道で30分足らず、糸魚川ICで降りて、国道148号を白場方面へと向かう。JR小滝駅のちょっと手前で分かれ道。右手支線が「高浪の池」という標識があった。センターラインのない道をしばらく走ると、突然眼前に白っぽい大岸壁が出現した。「明星山」というらしい。全山石灰岩、標高1188m、ロッククライミングの名所と分かった。姫川の支流小滝川の左岸から切り立っている。その垂直な岩肌には、盆栽に珍重![]() されている「糸魚川真柏」が自生しているという。なお、小滝川はヒスイの産地。ヒスイ峡の別名がある。行き交う車もなく、眩しい新緑の中を30分も走っただろうか、「高浪の池P」の看板が現れた。説明板には、海抜540m、深さ13m、周囲20kmとある。体長4mもあるという巨大魚の目撃情報が相次ぎ、「浪太郎」と名付けられているそうだ。それより少し小振りな「翠(みどり)」というのもいるらしい。真 ![]() 偽のほどはわからない。(笑)観光バスの老人の一団体が立ち去った後は、人っ子一人いなくなってしまった。公園内のパークゴルフ場を整備する人たちの草刈り機の音が、やけに大きく響いていた。シーズンともなると、たくさんのキャンパーたちで賑わうのだろう。欧風の山小屋を模した瀟洒な食堂もあった。恐らく冬期間はかな ![]() りの積雪があると思われるが、窓の板戸をはずしたばかりの白いロッジが、青空に映えていた。途中、糸魚川市街地入り口の大型ショッピングセンターの駐車場に車を止めて、コンビニで買ったお握りを頬張った。(笑)帰りは、国道8号で日本海沿いの名勝を眺めながら、ゆっくりと走って帰宅した。 |
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| 夏椿が咲いた | |
| 2009.06.17.Wed / 06:31 | |
庭の夏椿が咲いた。じつは、今年の1月に定植したばかり。まだ養生中である。(笑)何遍も書くけど、昨年秋、裏の谷の工事に関わって、桐の巨木を伐採中、倒木が誤ってわが家の庭を直撃。30年生の杏の木と泰山木が巻き添えを喰らって根こそぎ倒されてしまった。工事関係者と話し合いの結果、新しく補植をしますということになった。その際、カミさんが紅梅とこの木を所望したというわけ。いずれも7、8年生の若木で、胴を 麻布で巻き、支柱を立てて根付くのを待っている。花が咲いて喜んだのはカミさんである。わたしは花木には疎いから、初めて見る花だ。不透明な白で、何か白さを主張しているよう。形は紛れもなく「椿」である。5枚の花弁の縁(ふち)には細かいぎざぎざがある。何でも一日花で、朝に開いて夕べには散るとのこと。(まだ確認はしていない。(笑))潔く(いさぎよく)散るので、一期一会の茶花に用いられるとか。 しばしば、平家物語の有名な、冒頭の一節に出てくる「沙羅双樹」とされるらしいが、これは全く別の熱帯樹だそうである。沙羅双樹は日本の風土では育たないという。ま、花の色・形が似ているのであろう。ただ、夏椿には「沙羅の木」という別名があるらしい。これは沙羅双樹と間違えたことから附された呼び名。まだたくさん花芽を付けているから、しばらくは楽しめそう。 |
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| 陶器市 | |
| 2009.06.13.Sat / 04:43 | |
![]() 12日(金)朝、日課を終えて車に戻ったら、体育館の前の道を挟んだ第4駐車場に、時ならぬテント村が出現していた。(笑)幟に、全国大陶器市とある。面白そうなので覗いてみることに。最初に目に留まったのが、菅笠をかぶった…どうやらタヌキ ![]() の置物らしい。正面に回ると、ユーモラスな仕草と表情の、徳利を担いだタヌ公の面々。一番大きいのには4万円の正札が付いている。家の庭に置きたい気もするが、これじゃ手が出ない。(笑)有田焼、伊万里焼、九谷焼、美濃焼、信楽…などなどあるらしい ![]() のだが、素人にはどれがどれだかさっぱり分からない。目下、なんでも鑑定団で修行中なので、と自答しながら目の保養にと見て回る。実用的な家庭日常用の食器を漁(あさ)っている人もいる。高級な美術品もあるらしいのだが、 ![]() ほれほれ、鑑定団でときどき惹起する、ホン物かニセ物か問題。芸術品と工芸品の違い。(笑)ま、そこまで詮索する気はないが、眺めて楽しければいいような気もする。
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| 憧れのケープタウン | |
| 2009.06.09.Tue / 04:59 | |
| 7日(日)夜、BS1で、サッカーW杯アジア最終予選、日本×ウズベキスタン戦を観た。開始早々9分、岡崎が先制のゴールを決めた。それはこうであった。 岡崎は、相手ゴール目がけてボールを蹴り込みざま突き進む。ところがウズのGKもさるもの、パンチングで跳ね返す。何でも高校時代からヘディング・マシンの異名をもっていたという彼が、何という身のこなしの素早さであったろう、その、自らのシュートがはじき返されたところに頭を合わせて相手ゴールのネットを揺らしたのである。それはまるで、一閃、という感じの突き刺さるようなシュートであった。 結局、これが決勝点となって日本は、来年6月〜7月に南アフリカ共和国で開催されるFIFAワールドカップへの出場権を獲得したのである。 いつものことながら、少々前置きが長くなりすぎたかな(笑)、…南アフリカ共和国といえば、頭に閃くのは「ケープタウン」である。『テーブル湾に面する同市はその港が有名であるとともに、世界的に有名なテーブルマウンテンや喜望峰などを含んだケープ草原(en:Cape floral kingdom)のなかにある。ケープタウンは南アフリカへの旅行者に最も人気がある』(Wikipedia)。ま、この都市の名が、わたしの脳裏に深く刻まれているのにはわけがある。その(脳裏に深く刻まれた)理由を話す前に、この都市の立地条件について今少し説明させて戴こう。もちろん南アフリカ大陸の最南端。喜望峰に最初に到達したのは、ディアスという人だが、彼はここを「嵐の岬」と命名したという。つまり過酷な気象条件によって引き返さざるを得なかったことが窺がえる。この岬を回ってインド洋への航路を開拓したのが、かのバスコ・ダ・ガマなのである。このことによって、『ヨーロッパ人は中東のアラブ商人を介さずにインド・アジアと直接交易が可能になった。そして最終的には「大西洋岸国家の興隆」と「中東・地中海岸国家の凋落」にまで繋がっていった』(Wikipedia)。ケープタウンは、東アフリカ・インド・東アジア貿易に携わるオランダ船の食料基地としての役目を 果たすようになる。スエズ運河が建設されたのは、これから凡そ200年も後のこと。さて、わたしの思い出なのであるが、それは数十年前に遡(さかのぼ)る。中学2年生の頃であったと思う。地理の先生の退任挨拶の光景である。壇上に立った先生は、左手の親指をチョッキの下ポケットに差しながら語ったものである。「諸君!バスコ・ダ・ガマが、喜望峰の嵐をくぐってインド洋に出たときの勇気を見習ってほしい。人生は、いつもグッド・ボエージ(良い航海)とは限らない。校訓にもあるように、困難に立ち向かう<進取の気性>をこそ大切にすべきである」。じつに、感動的なスピーチであった。 5月から9月までは冬であるが、平均最低気温は7℃、10月から3月までの夏は平均最高気温が26℃に満たないという。わたしが、今生の思い出に海外旅行をするとすれば、ケープタウンと決めている。(笑)《画像はいずれもネットより拝借》 |
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| ぶらり金沢 | |
| 2009.06.05.Fri / 23:48 | |
![]() 所用があって金沢に行って来た。高速だと小1時間。最近は平日でも割引料金、1450円。通常は確か2000円台半ばのはずだから、なんか近くなった感じがするから不思議。(笑)今年3月に再開発工事が完了し、いわゆる「リニューアルオープン」したという近江町市場 ![]() を覗いてみることにした。おもに生鮮食料品などの食品と生活雑貨を扱う小売店が主体の市場だが、なんといっても北陸の中枢都市、鮮魚などの集荷量は随一と聞いている。その活況たるや夙に有名で、昔から観光客も多数訪れるとか。やはり多いのは鮮魚を取り扱う店。わたしは、青果店で大きなわさびを見つけ、衝動買いしてしまっ ![]() た。(笑)ま、下世話な話で恐縮だが、すりおろしたのに醤油をかけ、温かいご飯の上に乗せ、その上から白湯をぶっかけて掻き混ぜるのである。涙を出しながら食すというわけ。(爆)長さ15cmくらいの太いのが、800円であった。2階建ての部分には、瀟洒な飲食店が軒を連ねていた。前日、気の利いたランチを食べたいものだと、ネットを検索して見つけたお店に立ち寄ることにする。 ![]() 卯辰山(うだつやま)公園の中腹にある「松魚亭」なるところ。案内された個室の、大きな一間四方くらいの1枚ガラスの窓から、眼下に浅野川を見下ろすことができた。旬彩膳(1900円)を注文する。仲居さんの言によれば、今日から食器が衣替えをしたとのことであった。食後に出された葛餅が美味であった。帰りは、国道8号(一般道)をゆっくり、途中、道の駅「万葉の里」を覗いたりしながら帰宅した。 |
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| 雨上がりのバラ園 | |
| 2009.06.01.Mon / 05:06 | |
![]() この季節、あちこちのバラ園が見ごろを迎えたというニュースが飛び交う。毎朝、日課をこなしに向かう体育館の近く、まっすぐ伸びたメインストリート沿いにあるバラ園も例外ではない。![]() ![]() 久しぶりにトタン屋根を打つ雨音を聞いた朝だった。車を止めて覗いてみた。 竹矢来に無造作に凭れかけさせた木々。なんというか、衒(てら)いのない ![]() 無垢な姿のバラが咲き乱れていた。放ったらかしではなく、かなり手入れは行き届いている。真紅は真紅でいい。真っ白なのが散って、雪の朝を髣髴とさせる。体育館の展望塔が見下ろしてい た。 |
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